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近世後期・近代前期における小型廻船に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K01743
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分07070:経済史関連
研究機関神奈川大学 (2021-2023)
公益財団法人三井文庫 (2018-2020)

研究代表者

木庭 俊彦  神奈川大学, 経済学部, 准教授 (10553464)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード海運史 / 帆船 / 石炭 / 三池炭鉱 / 炭鉱 / 海運 / 交通史 / 経済史 / 流通史 / 石炭産業
研究成果の概要

本研究では、19世紀半ばにおける石炭流通の実態とその変容過程について、三池炭の海上輸送を担った廻船業者(「番船」と呼ばれた小型帆船)と島原半島の船問屋を軸に分析した。三池炭鉱で採掘された石炭が瀬戸内海の塩田を中心に市場を拡大していくなかで、石炭売買を仲介する島原の船問屋が重要な役割を担うようになった。この島原の船問屋、廻船業者、三池炭鉱の三者の取引関係について考察し、船問屋のもつ商業機能の多様性を提示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

商人船主(買積船)の活動や売り手と買い手を仲介する問屋商人の機能・役割を把握することは、経済史および流通史の大きなテーマである。また、石炭産業史の分野においても、幕末・維新期の「藩営時代」の炭鉱経営には不明な点が多く残されており、石炭の販売と輸送に関する研究は進んでいないのが現状である。本研究は、1860年代半ばから1870年代半ばまでの島原を事例にしたものであり、時期・地域ともに限定的な分析であるとはいえ、当該期における石炭流通の特徴を理解するうえで重要な論点を提示していると考えている。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2025-01-30  

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