研究課題/領域番号 |
18K01745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
福嶋 路 東北大学, 経済学研究科, 教授 (70292191)
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研究分担者 |
牧 兼充 早稲田大学, 商学学術院(経営管理研究科), 准教授 (60348852)
新藤 晴臣 大阪市立大学, 大学院都市経営研究科, 教授 (70440188)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 大企業 / スタートアップ / エコシステム / 連携 / スピンオフ / 買収 / 地域 / ネットワーク / ベンチャー企業 / 知識 / スターサイエンティスト / コーポレートベンチャーキャピタル / 社内ベンチャー / スピンイン / ベンチャー / M&A |
研究成果の概要 |
本研究はスタートアップと大企業との相互作用が、地域エコシステム形成に与える影響を明らかすることを目的として始められた。この課題は、以下の3つの関係に焦点があてられた。①大企業のCVC活動、②大企業からのスピンオフと当該の大企業との関係、③同じ企業からスピンオフしたスピンオフ同士の連携、である。本研究は、米国、中国、日本など国内外の事例を通じて、大企業とスタートアップとの連携がエコシステム形成にプラスの影響を与えるのみならず、双方(特に大企業)にとって組織改革によい機会となっていることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、大企業のイノベーション活動を活発化させるために、スタートアップとの連携が効果的であることを示し、また大企業とスタートアップとの関係づくりこそ、地域エコシステムの形成を効率的かつ効果的にしていることを示した点に意義がある。これまでエコシステム研究では、スタートアップと大企業の連携の重要性は指摘されていたが、その具体的な方法については言及されてこなかった。また日本においては大企業はスタートアップとの連携に対し消極的で、大企業とスタートアップが連携することは困難であると思われていた。しかし両者の連携を通じて、双方がwin-winの成果を得られるような方策について提言ができた。
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