研究課題/領域番号 |
18K01749
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
安嶋 是晴 富山大学, 学術研究部芸術文化学系, 准教授 (40401880)
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研究分担者 |
古池 嘉和 名古屋学院大学, 現代社会学部, 教授 (50340063)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 伝統産業 / 伝統文化 / 地場産業 / 輪島塗 / 井波彫刻 / 産業集積 / 伝統技術 / 職人 / 高岡漆器 / 高岡銅器 / 越中福岡の菅笠 / 地域文化 / 地域文化ストック / 文化資本 / 産業クラスター |
研究成果の概要 |
本研究は、伝統産地の動向分析のためのツールとして、新たに打ち立てた「地域文化ストック」の有効性を明らかにすることである。そして地域文化ストックに影響を与える4つの要素の分析を行い、最終的に総合化し産地再生の創造的クラスターモデルの構築の構築を試みた。具体的に4つの要素である(1)主体、(2)技術、(3)制度、(4)地域、の実態と効果を実証的に検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、一時的かつ局所的な産地再生の改善案を提示するのではなく、地域で蓄積されてきた生活文化を含めた産地全体の再生の枠組みを提示するために、地域文化ストックという地域包括的な分析ツールを用いることで、文化的な資源の共有関係が生活と生産に相乗効果を生み、その循環が創造的クラスターモデルを形成していることを明らかにした点である。その要素を精緻に分析する本研究は、地域創生にも活路を拓くものである。
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