研究課題/領域番号 |
18K01785
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 富山高等専門学校 |
研究代表者 |
宮重 徹也 富山高等専門学校, その他部局等, 教授 (70332012)
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研究分担者 |
藤井 敦 北九州市立大学, 経済学部, 教授 (00326456)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | バイオ医薬品 / 研究開発効率性 / 差異 / 多面的な研究開発 / バイオ医薬品にする技術 / バイオ新薬 / 基盤技術 / 企業ごとの差異 |
研究実績の概要 |
本研究では、欧米の大手製薬企業におけるバイオ医薬品の研究開発効率性を分析のうえ、その研究開発効率性の差異をもたらす要因を明らかにすることを目的として、研究を実施している。 当初計画では、昨年度、計量分析の最終成果と普遍化された事例分析の最終成果をまとめ、本研究の最終成果を報告する予定であった。しかしながら、3年間に渡り、新型コロナウイルスの感染状況が改善せず、計量分析用データの収集及び計量分析の改善が進まなかった。それにも増して、このような状況下においては、欧米の大手製薬企業へのインタビュー調査が実施できず、事例分析用資料の収集ができなかった。 一方で、新型コロナウイルス感染拡大前に収集していた事例分析用資料の見直し、及び、国内にて追加収集した事例分析用資料の調査から、バイオ医薬品の研究開発に関する新たな分析枠組みを発見した。その新たな分析枠組みから、バイオ医薬品の研究開発効率性の差異をもたらす要因が示唆された。 具体的には、低分子医薬品は1つの単一的な特許により保護される医薬品であり、低分子医薬品の研究開発は、一面的な研究開発活動として捉えられた。それに対して、バイオ医薬品は複数の複合的な特許により保護される医薬品であり、バイオ医薬品の研究開発は、多面的な研究開発活動として捉えられることが示された。その多面的なバイオ医薬品の研究開発の分析においては、新規生物物質をバイオ医薬品にする技術が、研究開発効率性に差異をもたらす要因である可能性が示された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
前年度までの進捗が当初計画よりも大幅に遅れていた。本年度も新型コロナウイルスの感染拡大から、計量分析用データの収集及び計量分析の改善が進まず、欧米の大手製薬企業からの事例分析用資料の収集もできなかった。
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今後の研究の推進方策 |
バイオ医薬品の研究開発に関する新たな分析枠組みを発見し、その分析枠組みから、バイオ医薬品の研究開発効率性の差異をもたらす要因が示唆された。 今後は現在の計量分析用データを基に、この新たな分析枠組みから計量分析手法を改善のうえ、計量分析を実施する。加えて、これまでに収集してきた事例分析用資料の再検討、及び、国内における事例分析用資料の追加収集を実施する。その結果、今回発見した新たな分析枠組みから、欧米の大手製薬企業におけるバイオ医薬品の研究開発効率性の差異をもたらす要因が明らかになる予定である。
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