研究課題/領域番号 |
18K01791
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
西尾 圭一郎 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (20453368)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 多国籍銀行 / 国際化戦略 / 現地化戦略 / 邦銀の海外展開 / バランスシート分析 / 金融機関経営 / インド金融システム / 邦銀のビジネスモデル / コロナ下の金融機関経営 / ビジネスモデル / 金融機関の競争 / デジタルエコノミー / フィンテック / 現地化 / 銀行の経営戦略 / バランスシート / インド経済 / インド金融市場 / 邦銀の国際展開 / 銀行の機能 / インドにおけるフィンテック / 邦銀の国際化 / 銀行業務 |
研究成果の概要 |
本研究は現在のインドにおける邦銀の活動状況について分析したものである。1980年代の国際化の時期と比べてどのように異なるか、2010年代の邦銀の経営戦略全般における国際業務の位置づけはどうか、などが問題意識であった。 現在のインドは人口が多く、高い経済成長率を維持しているが、その一方で金融システムについては不良債権問題など生じている。そうした中での銀行経営は、その国の金融システムへの適応が必須となるし、独自の戦略も必要となるだろう。本研究では、そうしたインドの金融システムの分析やそこでの邦銀のバランスシートの変化などから、邦銀がどのような活動をしているのか、その実態の一部に迫った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではグローバル化・市場統合が急速に進む現在の金融業において、2010年代に入り再び海外展開を活発化させ、特に新興国での資金運用比率を上昇させている邦銀が、現地でどのような経営を行っているのか、インドをケースとして研究を行った。 インド準備銀行によって公開されている財務データをもとに邦銀のインド支店での業務を整理したところ、インドに進出しているメガバンク3行のバランスシートや収益構造にそれぞれの特色を見ることができた。また、研究期間中に銀行業務と競合しうるフィンテックの登場が見られたため、それらの整理も行い、新興国での金融業の経営環境の現状についても整理することができた。
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