研究課題/領域番号 |
18K01793
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
柿澤 寿信 大阪大学, 国際共創大学院学位プログラム推進機構, 准教授 (70735315)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 人的資源管理論 / 人的資源管理 / 仕事満足度 / 先験的選好 / 従業員満足度 / 危険選好 / 時間選好 / 内部労働市場 |
研究成果の概要 |
本研究の主目的は、ある企業の内部データを用いて、従業員の先験的選好が従業員満足度等に及ぼす影響を推計することである。この目的に向けて、当該企業の詳細な内部データを用いたケーススタディを行った。 第一に,従業員意識調査を毎年8月に実施した。新型コロナウィルス感染拡大を受けて,2021年以降は全調査のオンライン化を実現した。第二に,当該企業の人事部より人事マイクロデータの提供を受けてデータを統合,かつ過去年度データと合わせてパネルデータを構築した。第三に,このデータセットを用いた分析結果を,2018年度,2021年度および2022年度の日本労務学会報告した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じて行った学会報告の意義は,労働者の先験的選好が処遇決定や仕事満足度に与える影響を,企業組織内の詳細なデータを用いて分析した点である。特に,日本企業の内部労働市場に関してこのような分析を行った先行研究は希少である。また,従業員の主観を表す意識調査と,客観的な就労状況を示す人事マイクロデータを結合し,継続的に蓄積した点も意義の一つとして挙げられる。これによって,今後の調査研究の基礎となるパネルデータを構築することができた。
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