研究課題/領域番号 |
18K01805
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
細萱 伸子 上智大学, 経済学部, 教授 (50267382)
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研究分担者 |
新井 範子 上智大学, 経済学部, 教授 (50286134)
竹内 明香 上智大学, 経済学部, 准教授 (40506135)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 自発的海外就業者 / SIEs / 日本人 / 女性 / キャリア・テーマ / キャリア・キャピタル / 質的研究 / SIEs / キャリア / 海外就業 / 帰国後再適応 / ワーク・アイデンティティ / キャリア・トランジション / キャリアキャピタル / コンピテンシー / 意思決定 / グローバル / 転職 / 帰任 / グローバルキャリア / エクスパッツ / ニューキャリア論 / 海外 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本人高学歴女性の海外就業経験を含むグローバルなキャリア形成のメカニズムを、キャリアの段階的発展という視座から明らかにする。日本人女性のSIEsに焦点を当て、Ⅰ海外就業時のキャリア形成に影響を与える要因の明確化とコンピテンシーの位置づけ,Ⅱ海外就業帰国者の帰国後のキャリア再構築に影響を与える要因の明確化を行った。結果として、海外就業時のキャリア開発、および帰国後の再適応とキャリアの再構築について段階的に構成要素を検討した。その過程における、キャリアキャピタルの蓄積と切下げへの対処などの行動的な側面と、キャリアトランジションを通じてのライフテーマ発見などの意識上の変化について分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じて、既存研究の少ない日本人女性の海外就業におけるキャリア開発の実情が明らかになった。同時に、キャリア開発の理論について、キャリアキャピタルの変動、ネットワークの活用といった行動的な側面の分析とともに、それらの行動がキャリアテーマとして、個人のキャリアに関する価値意識に結びつけられていくプロセスが明確になった。
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