研究課題/領域番号 |
18K01819
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 星城大学 |
研究代表者 |
小島 廣光 星城大学, 経営学部, 特任教授 (80093029)
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研究分担者 |
平本 健太 北海道大学, 経済学研究院, 教授 (00238388)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 非営利法人制度改革 / 公益法人制度改革 / 新寄付税制 / 改正NPO法 / 新・政策の窓モデル / 組織間関係 / NPO法と寄付税制の改正 / 事例分析 / 政策形成 / 改訂・政策の窓モデル / 公益法人制度改革過程 / 寄付税制 / NPO法改正過程 / 非営利法人制度改革過程 / 協働 |
研究成果の概要 |
本研究においては,非営利法人制度改革,すなわち公益法人制度改革(2008年4月)ならびにNPO法と寄付税制の改革(2011年6月)の全過程を,新・政策の窓モデルにもとづいて詳細に分析した。分析の結果,2事例の共通点と相違点に関する20の発見事実,および政策形成の本質に関する8つの命題を導出した。さらに,非営利法人制度改革の評価すべき点と成果,および問題点を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第1の意義は,(1)先行諸研究の概念やアイディアを統合し,新・政策の窓モデルを独自に導出した上で,(2)このモデルにもとづき,非営利法人制 度改革の実態を詳細に記述・整理し解明した点である。第2の意義は,興味ある4種類の発見事実と命題を導出した点である。第 3 の意義は,政府,議員・国会,市民団体がどのような形で政策形成に 関与するのが適切かに関する重要な示唆を与えた点である。先駆的で優れた 2 つの政策形成の分析から得られた 20の発見事実と 8つの命題は,政策形成に関する実践的指針を提供している。第 4 の意義は,非営利法人制度改革の見直すべき課題を明らかにした点である。
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