研究課題/領域番号 |
18K01832
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
岸 保行 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (50454088)
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研究分担者 |
浜松 翔平 成蹊大学, 経済学部, 准教授 (00751257)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 日本酒 / 海外展開 / 生産情報 / 分類情報 / 適合情報 / 情報の生成 / 日本酒の輸出 / 伝統産業 / 生産情報・分類情報・適合情報 / 情報の生成・流通・消費 / 海外市場 / 伝統の保持と革新 / Covid19 / 日本食レストラン / Sakeの輸出 / 国内市場と海外市場 / 現地生産 / グローバルサプライチェーン / 輸出 / Sake / 流通 / アジア市場 / 浸透メカニズム / 情報の流通 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本酒の海外展開において「生産現場」、「流通・販売現場」、「消費現場」でどのような情報が生成され、誰がその情報を生成しているかを明らかにした。これらの「生産現場」、「流通・販売現場」、「消費現場」における情報の生成と流通の実態を明らかにし、日本酒に付加される情報が国境を越えて消費者の手に届くまでの一連の流れについての大枠を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本酒については、これまで、醸造・醗酵などの生産技術に関する研究や、日本国内の消費者に関する研究が各領域で独自に行われてきた。しかし、生産技術そのものがもたらす顧客への価値や、日本酒に関する知識を持たない海外の消費者の行動は着目されてこなかった。日本酒を製造する企業は小規模企業が多く、国内においても、個別企業のマーケティング活動の効果は限定的である。しかも、海外への販売にあたっては、商社や代理店などが間に入るため流通経路が長くなり、全体のサプライチェーンの中で、酒造会社、商社、代理店は適切な情報を消費者まで伝えることが難しい。本研究ではこの点に焦点を当てていることに意義を見いだすことができる。
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