研究課題/領域番号 |
18K01835
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
勝本 雅和 京都工芸繊維大学, 基盤科学系, 准教授 (90272674)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 意匠分析 / デザイン活動の経済効果 / デザイン経営 |
研究成果の概要 |
意匠権の書誌情報に基づき、企業のデザイン活動に関して、その量的水準、デザインマネジメントに関連する構造、デザイン活動の質を計測する手法を開発した。またそれらを用いて企業パフォーマンスへのデザイン活動の影響を分析した。その結果、デザイン活動の水準は企業パフォーマンスに正の効果があり、その効果は研究開発投資と比較すると概ね10分の1程度であることが明らかとなった。またデザイン活動の構造、質についても企業パフォーマンスに影響を与えることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業経営において、デザイン活動への期待が高まっている。一方、デザイン活動の効果を定量的に測定する方法がないために、デザイン活動への資源の投入が必ずしも十分に行われていないことが指摘されている。これはデザイン活動に係わる直接的なデータが存在しないことに起因する。直接的に把握することができない場合には、間接的にその活動を把握することが必要となる。間接指標として意匠権の書誌情報を用いる方法を開発するとともに、デザイン活動が経営に実体的に正の効果を与えていることを示した。
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