研究課題/領域番号 |
18K01838
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
築達 延征 広島大学, 人間社会科学研究科(社), 教授 (50255238)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 企業倫理 / 企業の社会的責任 / 危機管理 / 企業不祥事 / 現象学 / 解釈学 / 学習 / 安全文化 |
研究成果の概要 |
企業・組織による不祥事・大惨事が繰り返されている。不祥事・事故が起こるたびに, 企業の社会的責任論および企業倫理・組織論・ 安全学等で個別に分析・研究がなされてきた。しかしながら, 実務においては, その知識が学習されないのはなぜかという「問い」が立つ。本研究においては, 企業・組織による不祥事・惨事を繰り返さないために, 「過去の実践」から現在・将来の実践への学習理論を発展させ, さらに,越文化的学習 (transcultural learning) を促進するための方法論を構築し,提唱した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
企業・組織による不祥事・大惨事に関する研究は,各領域でなされ, 知識が蓄積されてきた。従来,企業・組織による不祥事・大惨事に関する研究は,企業の社会的責任論および企業倫理・組織論・安全学等の各領域でなされることが多かった。しかしながら,企業・組織による不祥事・大惨事は,業界・国を超え,繰り返されているという事実に直面する。本研究においては,企業の社会的責任論および企業倫理・組織論・安全学等の学術的知見を融合し,「学習」理論を提唱した。この学習理論は,過去から現代・未来へ向けての「時系列的」ならびに,文化・社会的文脈を超えた「越文化的」 学習を可能にするものである。
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