研究課題/領域番号 |
18K01840
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
三崎 秀央 兵庫県立大学, 国際商経学部, 教授 (30312763)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 戦略的人的資源管理 / 組織的公正 / WLB / 人的資源管理 / HRM |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、戦略的人的資源管理研究の枠組みを用いて、HRMと組織業績との間にある媒介・調整変数を明らかにすることである。現在のSHRM研究の関心は、その核心的命題であるHRMと組織業績に介在する変数を理論的・実証的に明らかにする、いわゆるブラックボックス研究にあるといえる。 本研究では、戦略と人事の適合関係が従業員のモチベーションやコミットメントに影響を与えることで知られている組織的公正にプラスの影響を与えることや、戦略と適合している場合にHRMが営業利益にプラスの影響を与える一方で、適合していない場合にはマイナスに作用することを示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人事は単に従業員を評価したり処遇したりすることではなく、戦略の実現に寄与すべき活動である。この点で、戦略と人的資源管理の適合は、企業にとって重要である。本研究で戦略と人的資源管理の適合が、従業員の行動に影響を与えることや企業業績に影響していることを示すことができたことは、今後の人的資源管理の設計や運用に参考になる考え方を提供できたといえる。
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