研究課題/領域番号 |
18K01849
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 立命館大学 (2021-2022) 国士舘大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
水野 由香里 立命館大学, 経営管理研究科, 教授 (80453463)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 技術 / 探索 / 活用 / 創発戦略 / レジリエンス / 経験サンプリング法 / 保有資源 / 技術の活用 / 技術の探索 / 転機のマネジメント / 事業の探索 / 転機 / 備え / 見えざる資産 / 戦略不全 / 経営学 / 知 / 事業領域 |
研究成果の概要 |
研究目的として提示した3つの主題(「創発戦略の策定プロセスを検証して日本企業の創発戦略を再考すること」「企業がそれまで蓄積してきた知識や情報、技術などの保有資源を十全に活用して、いかに新たな事業領域を創出するのかの論理を導出すること」「その『きっかけ』や『転機』をマネジメントする方法を検討すること」)について取り組み、これに関連する2冊の研究書(水野,2018:2019)を上梓することができた。また、学会での報告も、国際学会3回、国内学会4回(部会報告を含めると5回)にわたって行ってきた。さらに、研究開始当初は想定していなかった新たな研究(よりミクロ的な視点での研究)を進めることもできた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の3つの問い(「なぜ、日本企業の創発戦略が機能しなくなったのか」、「沼上(2007)が指摘しているように日本企業において創発戦略が有効であるとすれば、どうしたらこの戦略が改めて機能するのか」、「日本企業において創発戦略が機能している組織はないのか、創発戦略が機能している組織があるとすれば、機能しない組織と機能する組織とでは何が違うのか」)が、日本企業が抱える現代的課題となっており、これらの問いに関する解を、研究成果を通して示すことができた点では、学術的、および、社会的意義は高いものであると言えよう。
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