研究課題/領域番号 |
18K01868
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 中村学園大学 |
研究代表者 |
前田 卓雄 中村学園大学, 流通科学部, 教授 (80719245)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 専門職非正社員 / 学習機会の提供 / 職務意欲 / 職場継続(リテンション) / 学習機会 / リテンション / 媒介効果 / 職場継続 / オンボーディング / 専門職 / 非正社員 / 組織内学習機会 / 職場継続意思の形成 |
研究成果の概要 |
2021年度までの研究成果を基に仮説の設定を行った。そして、医療・保健・福祉分野で雇用される専門職非正社員を対象にインターネットを利用したアンケート調査を行った。 調査に協力が得られた241名の中から、過去2年間に企業側から提供されたOFF-JTを受講した105名を分析の対象とした。 その結果、本研究の仮説が支持され、医療・保健・福祉分野における専門職非正社員においては、効果的な学習機会を提供することで、ワーク・エンゲイジメントが高まり、それによってパーソナル・イニシアティブ行動が活発となり、リテンションを促進する効果があるという結果を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、医療・福祉・保健分野で専門職として雇用される非正社員を対象に、職場継続意思形成のメカニズムとその要因について、企業側から提供される組織内学習の機会に焦点を当て、その関係性を明らかにすることを目的として行われた。専門職非正社員は流動性が高く、組織よりも職務へのコミットメントが高い。 本研究では、組織内学習の機会が専門職非正社員の職務意欲や職場への肯定的評価を高める効果が間接的に職場継続意思の形成に結び付けていくことが実証された。 本研究の成果は、専門職として雇用される非正社員の活用のあり方に対して、新たな提案ができたところにあり、ここに本研究の学術的・社会的意義があると考える。
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