研究課題/領域番号 |
18K01869
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 福岡工業大学 |
研究代表者 |
尹 諒重 福岡工業大学, 社会環境学部, 教授 (50585213)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 政治スキル / 研究開発人材 / イノベーション / キャリア成功 / 人材マネジメント / 研究開発 |
研究成果の概要 |
組織の創造性とイノベーションにおいて研究開発人材が果たす重要な役割を考えると、彼らの長期的なパフォーマンスとキャリア成功の決定要因を理解することは重要な研究テーマである。この研究はイノベーションプロセスを社会政治的視点からとらえ、研究開発人材の政治スキルの役割と影響力に焦点を当てる。特に政治スキルの職務資源の獲得、およびキャリア成功との関係を調査した。この研究では、韓国の262人のR&D担当者からの調査データを分析した。分析結果、政治スキルのキャリア成功に対する直接効果と、職務資源の獲得に媒介された関節効果の統計的有意性が確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
先行研究で個人の政治スキルがキャリア成功の認識に影響を与えるという部分は述べられていたが、政治スキルがキャリアの成功に結び付くプロセスに関する研究は少なかった。研究を通じて、研究開発人材の政治スキルが職務資源の獲得を通じてキャリア成功に結び付くというプロセスを明らかにした点が学術的成果と言える。なお、以前は政治スキルが職務資源の獲得に影響を与えることが確認されたことから、組織におけるイノベーションの創出に対し政治スキルのポジティブな側面を確認できた点も本研究の意義と考える。
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