研究課題/領域番号 |
18K01872
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
川端 庸子 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (60411683)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 越境EC / 流通の国際化 / クロス・ボーダー / B to C / 流通チャネル / インバウンド消費 / アリババ / 日系小売企業 / オンライン消費 / 日系小売業の国際展開 / 中国越境EC / アイスタイル / 資生堂 / 化粧品 / オンライン / オフライン / 融合 / 流通国際化 / 欧米小売企業 / インスタカート / 中国 / アルディ / リドル / 流通 / 国際化 |
研究成果の概要 |
本研究は、越境ECの進展による国際化の展開への影響と、国内外の競争優位延長による企業間関係変化について考察した。平成30年度は、日本と中国における越境ECと流通国際化の現状と理論について調査した。それによって、越境ECおよび流通環境の共通点や差異と国際化展開の状況が明らかにした。 令和1年度は、越境ECと実店舗の連携に着目してインタビュー調査を実施する。これにより、競争優位の獲得の範囲を国外へ延長・拡大することはできるのか明らかにした。令和2・3年度は、日本と中国における越境ECと欧州の事例を比較した。それにより、越境ECによる流通の国際化と競争力にどのような影響をあたえるのか考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、先駆的取り組みを行っている日系企業のケースをモデルとして位置づけ、越境ECの競争優位と国内実店舗におけるインバウンド消費との関係および流通の国際化を結びつけて検討した。 その結果、越境ECによる新たな国外向けの流通チャネルの構築とそれによる国際競争力の強化や、オンラインとオフラインを連携させた企業の経営と今後の課題と方向性について理論的かつ実務的なインプリケーションを導出しようとしている点に本研究の最大の特色がある。また、これまでのBtoBの越境ECに関する研究成果に加えて、BtoCの越境ECとオンラインとオフラインの競争力とその関係性を解明するところに学術的意義がある。
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