研究課題/領域番号 |
18K01876
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
日置 孝一 神戸大学, 経営学研究科, 経営学研究科研究員 (60509850)
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研究分担者 |
鈴木 竜太 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (80295568)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 不祥事対応 / 不正行為 / 動機 / 企業不祥事 / 従業員 / 不祥事 / ロイヤリティ / 心理要因 / 環境要因 / 不祥事の影響範囲 / 意図性 / 組織に対する評価 |
研究成果の概要 |
このプロジェクトでは、以下の 3 つの研究を行った. 1. 不祥事発生時の企業に対する評価の検証 この研究では,不正が起きた場合、謝罪だけでなく、当面どのような対応をするつもりなのかを示すことが抗議の動機を弱める可能性が示唆された.2. 不正行為に対する懲戒動機の調査(国際共同研究).本研究では,被告の背景情報(人種、性別、所属など)が被告の責任の推定の程度や量刑に影響を与える可能性示された.3. 不正行為への加担動機の検証(国際共同研究)本研究では,人が不正行為をするかどうかの判断は,その行動が能動的か受動的かによって変化する可能性が示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,不祥事対応においては謝罪のみを行うのではなく,当面であれ,具体的な対応を示すことが企業に対する抗議意図を低減する可能性を示すことで,不祥事に対する処理方策の指針が示された.また,不正行為に加担する動機は,その行為が能動的であるのか,受動的であるのかによって変化しうることを示し,不正行為の防止においてはその行為の能動性を考慮した防止策を考案する必要がある事を示した.
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