研究課題/領域番号 |
18K01883
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 文教大学 |
研究代表者 |
岡野 雅雄 文教大学, 情報学部, 教授 (40224042)
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研究分担者 |
浅川 雅美 文教大学, 健康栄養学部, 教授 (80279736)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 広告表現 / 注目度 / 視聴印象 / CM好感度 / アイトラッキング / 広告 / 注目 / 情緒 / 消費者 |
研究成果の概要 |
CMの表現・制作的要素への注目が、消費者特性によってどのように異なるかについて、アイトラッキングと皮膚電気反応によって検討した結果、以下の知見が得られた。①購買態度の合理的特性が高い者は、第三者機関の推奨マークへの注視時間が長く、タレントへの注視時間は短いことが示された。②流行中のものを買う・ 新しい物が出たときは人よりもはやく買う傾向の消費者や、よく広告しているブランドを買う・レコメンデーションが出ているブランドを買う傾向の消費者は、タレントの「顔」に注目する傾向が認められた。③合理的特性が高い者は、伝達内容に情動反応が生じ、合理的特性が低い者はタレントに情動反応が生じる傾向が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
最近、個人情報を使って狙いを定めた受け手に、CMや広告動画を配信するケースが増えてきた。このような状況のなかでCM効果を高めるためには、CMの広告表現が個々の受け手の諸特性に合っているか否かによって、広告諸要素への反応が異なることを明らかにする必要がある。本研究では、反応の中でも生理的な指標を用い、CMの「伝達内容」と「表現形式」の諸要素が、受け手の特性によりどのような反応の違いを生むかを、アイトラッキングと皮膚電気反応によって調査した。
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