研究課題/領域番号 |
18K01887
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 神奈川大学 (2020-2022) 学習院大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
中見 真也 神奈川大学, 経営学部, 准教授 (30794797)
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研究分担者 |
圓丸 哲麻 大阪公立大学, 大学院経営学研究科, 准教授 (00636996)
大崎 恒次 専修大学, 商学部, 准教授 (70712678)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 地域再生化 / プレイスランディング / 価値共創マーケティング / コミュニティ / 共異体 / フィルター構造 / 地域の空洞化、臨界点 / アートと地域再生化 / 地域活性化と地域再生化の違い / 6次産業化 / 産品ブランド / 自立・自助 / 持続性 / エンゲージメント / 循環型マーケティング / 循環 / 自立 / 地場力(仕組み) / 価値共創 / CSV / サステナビリティ / 地域ブランディング |
研究成果の概要 |
本研究における成果は、以下の2点である。1つ目は、研究当初に想定したサービスマーケティングに立脚した地域再生化に関する仮説構造化モデルを豊島での住民、ならびに、観光客への定量(観光客へのアンケート調査)、定性調査(島民へのグループインタビュー、デプスインタビューをGTAを用いて分析)を通じ、一般構造化することが出来た点である。2つ目は、島民への定性調査を通じ、地域は、常に一枚岩な状態ばかりではなく、ある目標(豊島では、ごみ問題解決への一致団結)を掲げた際には、「共同体」になるが、普段は、島内の地域毎に島民の考え方、価値観に違いがある「共異体」であることが判明した点である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義や社会的意義については、以下の通りである。学術的意義については、地域創生、地域活性化、地域再生化など似た様な研究概念がよく使われ、弁別化が難しかった点が、本研究成果を通じ、弁別化出来た点である。すなわち、本研究では、「都市部と郊外部」という横軸と、「地域活性化と地域再生化」を縦軸に置き、地域活性化とは、 0からプラスへの概念、地域再生化とはマイナスから0への概念と明確に定義した。従って、豊島のようなごみの島と言われ、風評被害を受けた地域は、地域再生化に該当し、ブランド研究におけるリブランディングに該当する。また、社会的意義は、今回の研究が、福島などの地域に援用出来る点である。
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