研究課題/領域番号 |
18K01888
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
山本 晶 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 准教授 (80376574)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 消費者行動 / マーケティング / オンライン・プラットフォーム / C2Cインタラクション / 二次流通市場 / C2C取引 / C2C / シェアリング・エコノミー |
研究成果の概要 |
本研究においては消費者間の経済的インタラクションに焦点を当て,消費者の参加行動の解明を試みた。なお,消費者間の経済的インタラクションとはより具体的には,フリマアプリやオンライン・オークション,スキルシェアリング・サイトなどにおいて,消費者間でモノやサービスを売買する行為を指す。研究成果としては,(1)先行研究レビューによる対象概念の精緻化,(2)オンラインのC2Cプラットフォームへの参加に影響を及ぼす不正ユーザーの特定とその行動の理解,(3)消費者間の経済的インタラクションに売り手として参画する消費者の一次流通における購買意思決定の解明,を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
消費者行動やマーケティングの領域においては消費者の買い手としての購買意思決定を中心とした消費行動に焦点が当てられており,製品・サービスを生産・提供・販売する売り手としての消費者や,消費者同士の経済的交換や共同消費といった新しく生まれた現象に着目する研究はまだ少ない。本研究は,こうした現象を分析し解明することによって既存の消費者購買行動モデルの拡張を目指すものである。また、持続可能な循環型社会の形成に向けては,リデュース,リユース,リサイクルの3Rが重要であるとされてきた。オンラインC2C市場の立ち上がりはこのリユース機会の拡大に貢献するものである。
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