研究課題/領域番号 |
18K01897
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 名城大学 (2021-2022) 名古屋商科大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
山岡 隆志 名城大学, 経営学部, 教授 (70739408)
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研究分担者 |
犬塚 篤 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (30377436)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 消費者行動 / サービス・マーケティング / マーケティング / 顧客志向 / 顧客経験 / アドボケイト / 顧客マネジメント / カスタマーアドボケイト / カスタマー・エンゲージメント / カスタマー・アドボカシー |
研究成果の概要 |
カスタマー・アドボケイト(以下、CA)の中心概念、先行要因、成果要素の抽出と整理を行った。そして、CA活動によって、消費者のウェルビーイングが高めることが確認できた。顧客経験から直接的なウェルビーイングへの影響とCA活動を媒介した影響を定量的に考察した。 消費者行動面だけでなく、企業戦略からのアプローチも行った。企業へのインタビューから企業にとって多様なCAの創出法や活用法が存在することを発見した。CAの要素を組み込んだ企業戦略として活用するカスタマー・アドボカシー志向の成果モデルを導出して定量的に実証することで、頑健性のある成果モデルを構築することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カスタマー・アドボケイト(以下、CA)の中心概念、先行要因、成果要素を包括的にモデル化したことは学術的に意義がある。これにより、CAを特徴的に表す要素が明確化でき、CAの創出法が分かることで、企業の実務的なマーケティングに活用できる。また、CAを含んだ企業戦略としてカスタマー・アドボカシー志向モデルの構築は、学術的な独自性が高い。これにより、CAの活用が企業業績に効果があることが分かり、企業はCAの活用の意義を把握することがきるようになった。
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