研究課題/領域番号 |
18K01898
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
山下 貴子 同志社大学, ビジネス研究科, 教授 (70309491)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 金融マーケティング / 金融リテラシー / フィンテック / キャッシュレス / 電子マネー / 金融資産選択 / 知覚リスク / サービスマーケティング |
研究成果の概要 |
次世代金融サービスの顧客化階層分析を実施し、金融サービスの「試用率」「常用率」へ顧客化階層推移率がどの程度影響を与えているのか、各々を被説明変数とし各顧客化階層推移率を説明変数候補とする線形回帰モデルを構築し推定を行った。次世代金融サービスについては不認知⇒認知⇒理解の推移だけでは顧客化ができず、理解⇒試用の推移率がボトルネックであることが示された。顧客化階層は自動的にはつながらず、理解⇒試用⇒常用の関連が問題になる。重要なのは、顧客化階層において新たな金融サービスをどのような顧客接点から「試用」し「常用」化するのかという点にあることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
フィンテックを利用した個人向け金融サービスの利用実態を分析し、その課題を抽出した。フィンテックは従来の金融サービスを置き換えるものであるのか、認知率の低い顧客を常用顧客化していくにはどのようなステップが必要なのか、従来型の金融サービスと比較検討を行った。今後の研究課題としては、コロナ禍によりさらにフィンテックの利用頻度が高まると予測されることから、金融リテラシー別の顧客化戦略など消費者インサイトに切り込み、さらに詳細な分析を実施し、次世代金融マーケティング戦略の検討を続けたい。
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