研究課題/領域番号 |
18K01910
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
北川 教央 神戸大学, 経営学研究科, 教授 (80509844)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 製品市場の競争 / 決算発表 / 情報波及効果 / 市場の効率性 / 会計情報 / 同業他社 / 事業戦略 / 利益の品質 / 国際会計基準 / 業種 / 会計利益の品質 / 経営者予想の正確度 / 波及効果 |
研究成果の概要 |
本研究では,製品市場の競争度が会計情報の有用性に及ぼす影響について明らかにした。特に本研究では,決算発表の情報波及効果(先行開示された同業他社の決算発表に対して株価が反応する現象)の観点から検証を行った。その結果,同業他社との市場競争が激しくなると,決算発表の情報波及効果が弱まり,情報波及効果に関する株式市場のミスプライシングが生じる可能性があることが示唆された。さらに,同業他社との事業戦略の異同もまた,決算発表の情報波及効果に影響を及ぼすことが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
市場競争が企業にもたらすコストとベネフィットについて考察することは,学術研究の観点からだけでなく,企業の経営戦略上,あるいは規制緩和や関税などの政策決定上も重要であると考えられる。本研究は市場競争に関する研究蓄積が相対的に少ない会計学分野において,同業他社との市場競争が会計情報の有用性に及ぼす影響について明らかにした点で,意義を有していると期待される。
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