研究課題/領域番号 |
18K01928
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
北尾 信夫 関西外国語大学, 英語国際学部, 教授 (00708969)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 管理会計 / オープンイノベーション / 研究開発 / ケーススタディ / 導入研究 / 投資意思決定 / 資本予算 |
研究成果の概要 |
わが国企業の研究開発投資が業績に結びつかない原因の一つとして、組織の境界を越えて知識や情報を活用するオープンイノベーションの導入の遅れが指摘されている。導入に際して、外部組織との費用分担、収益分配、予算管理や意思決定など会計学的知見をもって解決すべき課題が多いものの、オープンイノベーションを想定した研究開発をテーマとする会計学領域の研究は進んでいない。本研究は地域のオープンイノベーションを推進するコンソーシアムとそこに参加する組織の観察から、収益分配の公平感がオープンイノベーションの定着に重要な役割を担う可能性を指摘し、今後の実証研究に供される分析枠組みを提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
わが国でもオープンイノベーションの重要性が広く認識されるようになって久しい。企業はその意義を理解しながらも、現場に実装しようとすると、たちまち実務的に解決しなければならない難しい課題に直面する。その多くは、外部組織との費用や収益の分配をはじめとする会計学的視点をもって解決すべきものである。本研究は、オープンイノベーションを推進するコンソーシアムとそれに参加する組織の観察を通じて、このような実務的課題解決のために必要な知見を得る方法を提示した。
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