研究課題/領域番号 |
18K01929
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
杉本 徳栄 関西学院大学, 経営戦略研究科, 教授 (50206695)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 脱グローバル化 / 英国のEU離脱(ブレグジット) / 政治任用 / 証券取引委員会(SEC) / 財務報告評議会(FRC) / IFRS財団 / 国際会計基準審議会(IASB) / 国際財務報告基準(IFRS)開発 / 財務報告規制 / 経済の脱グローバル化 / ブレグジット |
研究成果の概要 |
近年の国際政治における環境変化(英国のヨーロッパ連合(EU)離脱(ブレグジット(Brexit))決定と米国大統領選挙でのドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の勝利など)が、金融市場(資本市場)への信任、経済成長および財政的安定を支える財務報告やその規制に及ぼす影響について検討した。 とくに、英国のブレグジットと米国大統領の政治任用がもたらす財務報告規制、財務報告と国際財務報告基準(IFRS)開発、IFRS財団のガバナンス構造とIFRSのエンドースメント・メカニズムへの影響などについて解明している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グローバル金融資本主義へと方向付けた英米の「特別な関係」の歴史は古く、長い。近年の英国と米国にみられる国際政治における環境変化は、脱グローバル化を象徴する事象であり、グローバルな財務報告に及ぼす経済的影響は計り知れない。世界経済や金融が不安定になれば、グローバルな財務報告とその基準開発にも影響が出る。脱グローバル化によって国際レジームにおける英国と米国の役割、国際機関での政治力学の変化を見極め、今後の財務報告の経済的意義や経済的帰結などを検証する意義は大きい。
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