研究課題/領域番号 |
18K01931
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
内山 哲彦 千葉大学, 大学院社会科学研究院, 教授 (50334165)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 会計学 / 管理会計 / 統合報告 / 経営管理 / 企業価値創造 / インタンジブルズ |
研究成果の概要 |
第1に、SDGsを巡るマネジメントのフレームワーク及びそこでの統合報告の位置づけ・役割を明らかにした。第2に、コーポレートガバナンスの1つの仕組みとして統合報告を位置づけ、統合報告を中心にコーポレートガバナンスの枠組みについてモデルを提示した。第3に、事業を通じた社会課題解決が求められる状況において統合報告と統合思考が企業価値創造を実現する枠組みについて検討した。第4に、人的資産を価値創造につなげるため、人的資産の適切な測定、管理、報告のための取り組みとして統合報告を取り上げ、その意義や課題について提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
統合報告は、企業報告(特に財務報告)の改善・改革として、日本企業においても実践が拡大しているが、これまで外部報告の側面にのみ焦点を当てられることが多く、主として財務会計領域において研究が行われてきた。本研究の基盤には、統合報告と統合思考との一体的な機能発揮や、企業価値創造に向けた統合報告による経営管理への効果という、管理会計的研究視点がある。その視点から枠組みの提示やモデル化、意義や課題の提示がなされた点に学術的及び社会的(企業実践上)意義がある。
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