研究課題/領域番号 |
18K01977
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 相模女子大学 |
研究代表者 |
中西 泰子 相模女子大学, 人間社会学部, 准教授 (50571650)
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研究分担者 |
施 利平 明治大学, 情報コミュニケーション学部, 専任教授 (20369440)
鈴木 富美子 大阪大学, 国際共創大学院学位プログラム推進機構, 特任助教 (50738391)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 家族意識 / 世代間関係 / 性別分業 / 二次分析 / 時系列変化 / 地域比較 / 時系列比較 / 女性の就労 / 社会意識 / ネットワーク / 高齢者ケア / 子育て / 地域間比較 / 地縁 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、世代間ケア(高齢者ケア及び子育て)に関する意識の時系列的趨勢を明らかにするとともに、当該意識の現代的位置づけを示すことであった。 上記の目的に沿い、まずは「日本人の意識」調査 1973 年~2013 年の累積データを元に、家族意識の時系列変化について分析を行った。その結果、地域(都市区分)によって、時代やコーホートの影響が異なることなどが明らかとなった。また、全国家族調査(NFRJ)を用いて世代間関係および夫婦関係に関する意識や実態について分析・報告を行った。研究全体をとおして、長期的な家族意識変化の内実が確認されたほか、地域変数を含めて意識変化を把握する必要性が確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
家族意識は、戦後もっとも変化した社会意識といわれる。しかしその変化の詳細はまだ明らかになっていない。本研究では、1973年~2013年の「日本人の意識」調査の累積データについて、年齢・出生コーホート・時代(調査時点)のそれぞれの影響を識別して把握する解析方法を用いて分析・検討を行った。その結果、特定コーホートの影響が大きいことや、都市規模など地域区分によってその影響が異なることが確認された。これらの結果から、地域ごとの家族意識の変化のプロセスを把握していくことの必要性が示唆された。
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