研究課題/領域番号 |
18K02009
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
菅野 剛 日本大学, 文理学部, 教授 (10332751)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 社会階層 / ネットワーク / 社会調査 / 地域比較 / 郵送調査 / 搾取 / 社会的ネットワーク / 測定 |
研究成果の概要 |
人間社会における格差と絆という、最も根本的かつ相容れないことがらについて、質問紙法に基づく調査を実施することで研究を行った。これまでに蓄積した調査データの整備を進めつつ、本研究では郵送調査を実施し、地域比較を行うことで知見の一般性を高める試みを行った。コロナ禍に突入することで研究計画は大きく変わった。これを転機に、社会階層とネットワークに関する普遍的でマクロな社会現象と並行して、身近な支配や権力、搾取という実感を踏まえての考察が重要となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでに実施した郵送調査データと、本研究で行った郵送調査データの整備により、一研究室が手作業で行った割には大規模な地域比較調査研究の礎を築くことができた。地域比較調査研究では、対称的な比較地域を恣意的に選定することで、分析で明らかになる結果のコントラストが大きく変わることが予想される。東京都内・近郊での調査結果を蓄積し、マージすることで、ある程度、恣意的な解釈にならないように意識的なデータ分析を進めることが出来る。
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