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アカデミック・ハラスメントを生み出す医歯学系研究者の研究サブカルチャーの分析

研究課題

研究課題/領域番号 18K02028
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08010:社会学関連
研究機関広島大学

研究代表者

北仲 千里  広島大学, ハラスメント相談室, 准教授 (60467785)

研究分担者 横山 美栄子  広島大学, ハラスメント相談室, 名誉教授 (50259660)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード研究組織 / アカデミック・ハラスメント / 研究倫理 / オーサーシップ / 講座制 / ハラスメント / 研究不正
研究成果の概要

欧米圏で、Academic Bullyingとしてバイオメディカル分野においても実態調査がなされていることがわかった。
全国国公立大学の医歯学系の教員は、半数以上を「助教」が占め(とりわけ臨床系分野では圧倒的に多い)、臨床の現場で働く医師と大学教員との区別が比較的緩やかであること。講師の職位が比較的多く、助手の職位も残っている大学もあるなど、医歯系では研究者としての大学教員とは少し異質な「大学教員」がかなり含まれている可能性がある。
アンケート調査の回答から、研究組織の圧倒的多数が講座制であり、研究費も講座でまとめられていること、ギフトオーサーについては、アンビバレントな態度が見られた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

医学部等がある大学において、その医歯学系の教員数は大学全体の教員のうちのかなり多くを占めるが、その独自の特徴が指摘されることは少ない。バイオメディカル分野は研究倫理の面で大きな影響力をもっており、調査結果からも、国際ジャーナルに研究成果を発表している割合が高いことが明らかである。しかし、その分野の研究者が独自の強固な「講座制」研究組織に属し、オーサーシップに関してもアンビバレントな態度を持っていることは注目に値する。

報告書

(6件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2022 2021

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 日本におけるキャンパス・ハラスメント対策の道のり―キャンパス・セクシュアル・ハラスメント運動からアカデミック・ハラスメント、SOGIハラスメント、研究不正問題まで2022

    • 著者名/発表者名
      北仲 千里
    • 学会等名
      Seoul National University(Korea),SNU Human Rights Center the Webinar Series, New Horizons for Human Rights and the Higher Education
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] アカデミック・ハラスメントの実態と特徴―大学教育と研究者世界の両面からー2021

    • 著者名/発表者名
      北仲千里、横山美栄子
    • 学会等名
      日本教育心理学会第63回大会 2021年ハラスメント防止委員会企画シンポジウム
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [図書] 『脱セクシュアル・ハラスメント宣言』角田由紀子他編「大学でのセクシュアル・ハラスメント」2021

    • 著者名/発表者名
      北仲千里
    • 総ページ数
      10
    • 出版者
      かもがわ出版
    • ISBN
      9784780311518
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-01-30  

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