研究課題/領域番号 |
18K02029
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
横田 尚俊 山口大学, 人文学部, 教授 (10240194)
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研究分担者 |
山下 亜紀子 九州大学, 人間環境学研究院, 准教授 (40442438)
速水 聖子 山口大学, 人文学部, 教授 (90271098)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 大規模災害 / 東日本大震災 / 災害復興 / 避難者団体 / 避難者支援 / エンパワーメント / フィードバック効果 / 避難当事者団体 / NPO / 生活支援 / ネットワーク / 協働 / コミュニティ / 避難の長期化 / 移住 / 広域避難 / 災害支援活動 / 地域社会 |
研究成果の概要 |
東日本大震災では、全国規模での「原発避難」が生じ、遠隔地においても、避難者への支援活動が多様な形で行われた。本研究では、遠隔地である西日本を対象に、避難者団体・避難者支援団体の10年余に及ぶ活動の展開、および支援者・支援団体との関係の変化に焦点を合わせ、時間の経過とともに、避難者と避難先地域社会との関係が深まっている点や、避難者の生活ニーズの個別化・多様化が進み、各団体が活動の方向性を模索する段階へと至っている点、さらには、避難者や避難者支援団体が、災害対応や防災活動を中心に、支援活動の成果を地域社会へとフィードバックしている点などを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、東日本大震災からおよそ7~10年という復興期の局面で、遠隔地(西日本)における避難者支援活動の展開、および避難者と支援者との関係・ネットワークがいかなる変容を遂げつつあるのかという点について、避難者団体・避難者支援団体と避難先地域社会との関係に焦点を合わせて調査を行い、いくつかの知見を提示した。また、避難者支援活動の避難者へのエンパワーメント効果や地域社会に対するフィードバック効果が存在することも明らかにした。
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