研究課題/領域番号 |
18K02035
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 明治大学 (2019-2022) 県立広島大学 (2018) |
研究代表者 |
中島 満大 明治大学, 政治経済学部, 専任講師 (70774438)
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研究分担者 |
中村 真理子 国立社会保障・人口問題研究所, 情報調査分析部, 研究員 (60800175)
加藤 彰彦 明治大学, 政治経済学部, 専任教授 (70287936)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 地域性 / 二次分析 / 社会調査の二次分析 / 人口 / 家族 / 村落 / 地域類型 / 日本文化の地域類型研究会 / 民族学 |
研究成果の概要 |
本研究は、国立民族学博物館に保管されている「日本文化の地域類型研究会」アーカイブの二次分析を行った。上記のアーカイブには、明治時代前期における村落の文化や慣行についてのサーベイ・データが収録されている。先行研究では、このデータを利用して個別の指標ごとに分析を行ってきた。今回の研究では、指標と指標との関連性を導出し、分析を行った。指標の関連性を提示する手法として、本研究ではモザイクプロットを採用した。それによって本研究は、地域性に関する慣行や文化が、いかにして関連しているのかを明らかにすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な意義には、二つの側面がある。一つは、地域性研究の空白地帯である明治時代から昭和初期までについて、経験的な指標から実態を把握したことである。歴史人口学の地域性研究では、明治維新直後までしか観察することができなかったが、今回の研究によって、一部ではあるものの、その先の地域性を導出することができた。 もう一つの意義は、社会調査の二次分析の可能性を示したことにある。本研究では、国立民族学博物館に保管されている「日本文化の地域類型研究会」アーカイブの二次分析を行った。このような電子データ化されていない社会調査の二次分析の成果を出すことができた点にも学術的な意義があるといえよう。
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