研究課題/領域番号 |
18K02037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08010:社会学関連
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研究機関 | 平成国際大学 |
研究代表者 |
松林 秀樹 平成国際大学, スポーツ健康学部, 教授 (20453417)
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研究分担者 |
向山 昌利 中央大学, 文学部, 准教授 (10733785)
高尾 将幸 東海大学, 体育学部, 准教授 (60584381)
中島 信博 東北大学, 教育学研究科, 名誉教授 (80005826)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | スポーツ・メガイベント / ラグビーワールドカップ / 災害復興とメガイベント / 地域開発・活性化 / スポーツの力 / ワールドカップ / 震災復興 / 震災・復興 / 地域社会 / 開発・計画 |
研究成果の概要 |
本研究は自然災害の被災地におけるスポーツ・メガイベント開催が地域社会に及ぼす影響を分析・考察することを目的とした。具体的には2019年に開催されたラグビーワールドカップ日本大会において試合会場のひとつとなった岩手県釜石市を対象として取り上げた。開催の前後に釜石市において市民1,000人を対象とした量的調査、および関係者に対する聞き取り調査を計画し、「地元」がスポーツ・メガイベントをどのように受容したかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2011年の東日本大震災以降、スポーツ界やメディアにおいて「スポーツで被災地を元気にする」、「プレーで被災者を勇気づける」といった文言が盛んに発せられるようになった。2021年に開催された夏季オリンピック東京大会が「復興五輪」と称されたことも相俟って、こうした傾向は続いている。 はたしてスポーツにそのような「力」が本当にあるのか、あるとすればそれは具体的にどのようなものなのかを明らかにすることが重要である。 本研究では、深刻な被害を受けた釜石市で開催されたラグビーワールドカップを題材とすることによって、そうした実態の一端を明らかにすることができた。
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