研究課題/領域番号 |
18K02082
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 聖隷クリストファー大学 |
研究代表者 |
福田 俊子 聖隷クリストファー大学, 社会福祉学部, 教授 (20257059)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
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キーワード | ソーシャルワーカー / 中動態 / 実践共同体 / 社会福祉実践 / 現象学 |
研究成果の概要 |
本研究では、ソーシャルワーカー(以下、ワーカー)の自己生成プロセスを支える「実践共同体(以下、共同体)」の構造を明らかにすることを目的とし、15年以上の臨床経験を有するワーカーを対象にインタビュー調査を実施した。その結果、①研修体制などの整備により、共同体は減っている、②共同体はワーカーが所属する法人内外で生成され、法人内では、明確なテーマをもつ集団ともたない集団に大別される、③複数の強共同体に通底しているのは、「人間理解に基づいた人間尊重」という価値である、④メンバー同士の「緩やかなつながり」を内包する共同体には、新たな社会福祉実践を生成する高い可能性を有していることなどが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
少子高齢社会が急激に進むわが国においては、すべての人が世代や背景を問わずに安心して暮らし続けられるよう、複雑化する支援ニーズに対応できる地域づくりと、その役割を担うソーシャルワーカー(以下、ワーカー)の育成が急務の課題となっている。本研究は、この課題解決に対し貢献するとともに、普段あまり意識しない相互のつながりを実践共同体という概念を用い可視化されたことで、自らの実践を省察することもできるであろう。
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