研究課題/領域番号 |
18K02086
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
|
研究機関 | 京都光華女子大学 |
研究代表者 |
石井 祐理子 京都光華女子大学, 健康科学部, 教授 (10367956)
|
研究分担者 |
小野 智明 横浜創英大学, こども教育学部, 教授 (00515736)
南 多恵子 京都光華女子大学, 健康科学部, 准教授 (10455040)
妻鹿 ふみ子 東海大学, 健康学部, 教授 (60351946)
岩本 裕子 関西国際大学, 教育学部, 講師 (00632358)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 住民 / ボランティア / 社会福祉施設 / 協働 / 実践モデル / 施設 / 協働の要件 / 福祉施設のボランティア受け入れ / 住民と施設の協働 / 先行事例 / 協働のプログラム |
研究成果の概要 |
好事例のインタビュー及び研究会活動を通じて以下8つの特徴が見えてきた。以下8つの特徴は今後施設が地域住民と協働し、よりよい地域づくりを行うにあたっての直面する取り組み課題であるともいえる。①資源が少ない場合でも様々な人や組織とつながれる。②地域診断によって住民の課題を把握する。③社会福祉協議会など他機関とつながると活動が広がる。④トライアンドエラーで地域住民との関係は深まる。⑤住民との対話が協働を促進させる。⑥協働の取り組みを可視化する。⑦担当者の配置と施設内での協働の合意。⑧住民との協働にはきっかけ(トリガー)がある。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では「住民と施設の協働のための実践モデルの開発」をテーマに掲げ、「住民と施設の協働」に込められた「協働」の意味や意図を明らかにした。つまり福祉施設でボランティアが活動するという実践活動が「協働」という方向性に向かっていることを提示し、その「協働」スタイルのボランティア活動の先進性を描き出したことが学術的意義と考える。 また本来の「協働」とは何かを問い直し、市民活動やNPOの活動、ボランティア活動が行政や公共の枠組みの中でできること、すべきことにチャレンジしていくことが必要であることを再認識することができたことは、社会的意義であると考える。
|