研究課題/領域番号 |
18K02097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 武庫川女子大学短期大学部 |
研究代表者 |
大岡 由佳 武庫川女子大学短期大学部, 心理・人間関係学科, 准教授 (10469364)
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研究分担者 |
肥後 有紀子 武庫川女子大学, 生活環境学部, 准教授 (60550770)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 被害者の視点 / 教育教材 / トラウマインフォームドケア / 被害者 / トラウマ / 教育 / オンライン化 / 犯罪被害者 / 加害者 / 司法福祉 / 犯罪 |
研究成果の概要 |
加害者の贖罪指導の一環として「被害者の視点を取り入れた教育」が取り入れられているが、効果的な教育方法やその効果は検証されていないままである。どのような被害者の視点を問い入れた教材が意味を成すのかについても検討することが急務である。 研究成果として、被害者の視点として、当事者の映像が効果的であることが分かった。また、それらの映像提供にあたり、実際の生の声の採用や、視聴前の喚起、知識の埋め込みの必要性など、留意すべき点も明らかになった。加害者のみならず、加害者支援者、ならびに、一般市民にも「被害者の視点」を遍く共有していくことが「被害者の視点を取り入れた教育」を社会に広めることになると結論づけた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
少年犯罪被害の遺族、殺人被害で未解決事件の 遺族、児童虐待、いじめ、強制性交等にあった被害者から実際にヒアリングおよび動画撮影協力をしてもらい、教材化まで行ったことに社会的意義がある。それらの動画に含むべき内容の検討や動画の見せ方、効果的な方法の検討を行ったところにも、学術的意義がある。 「TICCこころのケガを癒やすコミュニティ事業」https://www.jtraumainformed-tic.com/ と連携し、会員ページから登録したら無料で被害当事者の動画等から学べるオンライン講座を公開している。上記ホームページから誰でも視聴は可能である。
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