研究課題/領域番号 |
18K02112
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
遠山 真世 高知県立大学, 社会福祉学部, 准教授 (20409551)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 障害者就労継続支援B型事業所 / 障害者就労継続支援 / 工賃 / 障害者 / 就労継続支援 / 障害者就労継続支援B型事業所 / 障害者優先調達法 / 就労継続支援B型事業所 / 優先調達法 / 工賃向上計画 / 就労継続支援B型 |
研究成果の概要 |
本研究では、障害者就労継続支援B型事業所の工賃向上のために必要な支援や制度を検討することを目的とし、工賃が全国の中でも高い水準にある高知県を対象に、アンケート調査を行った。 アンケート実施に先立ち、全国のB型事業所の工賃や作業にかんする情報を収集し、工賃の高い地域と低い地域との比較を通して、工賃に影響を与える要因を分析した。 また、B型事業所を対象とした既存調査や、利用者の作業能力の評価にかんする先行研究をふまえて調査項目を検討し、高知県内すべてのB型事業所を対象に調査を実施し、110事業所のうち58事業所から回答をえることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
障害者就労継続支援B型事業所における工賃向上は、長年にわたる課題となっている。工賃倍増計画等の政策により取り組みが進められてきたが、工賃は微増するにとどまってきた。申請者が行ったインタビュー調査では、利用者の障害の状況やニーズが多様化しており、工賃向上が難しい背景が明らかとなった。 こうした状況に対し、全国的に工賃の高い高知県で調査を行うことで、工賃向上を促進する要因と阻害する要因を分析することができ、B型事業所にとって必要な支援や工賃を上げる仕組みと社会環境について構想できると考える。
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