研究課題/領域番号 |
18K02124
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 立正大学 |
研究代表者 |
森田 久美子 立正大学, 社会福祉学部, 教授 (40308127)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ヤングケアラー / 若者ケアラー / 成人への移行 / ケアを担う若者 / 若者支援機関 / 無業者 / 介護者 / 伴走的支援 / ケアラー支援 / 若者支援 / 居場所支援 / 無業 / アウトリーチ / 家族全体への支援 / 若年介護者 / 介護者支援 / 困難を有する子供・若者 |
研究成果の概要 |
子ども・若者支援機関の若者ケアラー等の概念の認識率は高くないものの、その半数が、支援している子ども・若者の中に家族のケアをしていると思われる若者がいると認識しており、若者ケアラーを子ども・若者支援機関の支援対象と位置づけ、若者ケアラーの成人への移行を支援する体制を整備することが重要であると考えられる。また、子ども・若者支援機関の多くが、ケアをすることの若者への影響として、「精神的ストレス・不安定」または「就職できない」ことを認識し、若者ケアラーへの支援として、カウンセリングや居場所の提供などの提供による精神的なサポートや、就活についての知識ややり方の指導などを含む就労支援を行っていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2024(令和6)年6月に、子ども若者育成支援推進法が改正され、ヤングケアラーが子ども・若者支援の対象に位置づけられた。ヤングケアラー支援については、2022(令和4)年から国による支援施策が講じられてきたが、18歳を超えてケアを続ける若者や18歳以降にケアを始めた若者への支援については、途切れなく支援をすることの必要性や子ども・若者支援センターを相談機関に位置づけることが確認されているものの、具体的な施策は明らかとなっていない。本研究は、若者ケアラーへの支援施策のあり方に示唆を与えるものである。
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