研究課題/領域番号 |
18K02146
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
宮本 恭子 島根大学, 学術研究院人文社会科学系, 教授 (50709128)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 家族介護 / 介護保障システム / 家族支援 / 国際比較 / 介護保険 / ドイツ / 介護保険制度 |
研究成果の概要 |
家族介護者の介護負担が問題となる中、その身体的・精神的面についての研究は多いが、経済的・社会的負担面についての研究は少なく、今後の家族介護の主要な課題と考えられる「家族介護と生活困窮」に関する研究の蓄積が求められている。さらに、家族介護者は様々な家庭環境や就労環境の状況にあることを踏まえれば、そこに起因する生活困難や社会的困難の問題の実態を理論的・実証的に検証することで、家族介護と貧困問題の実相を解明することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
・国内の介護政策や社会政策に関する学会では、家族介護と貧困問題の関連についてほとんど研究が取組まれておらず、本研究は新しい重要な知見を獲得するものである。 ・ドイツとスウェ-デンの家族介護の社会的支援のあり方を体系的に検討することで、日本の家族介護の社会的支援のあり方に向けた重要な知見を得ることが期待できる。とくに、要介護者の増加が見込まれる一方、家族介護者の介護負担の重さが現実的な課題となりつつある日本にとって、国際比較の視点から、介護する家族の生活保障への支援に効果的な支援策について政策的含意を導出することは、社会的要請に応えることができる点で意義が大きい。
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