研究課題/領域番号 |
18K02147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
京 俊輔 島根大学, 学術研究院人間科学系, 准教授 (60441127)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 司法福祉 / 入口支援 / 触法障害者 / 障害福祉サービス事業所 / 福祉 / 支援 / 触法知的障害者 / 福祉的支援 / 連携 / 社会福祉 / 知的障害 |
研究成果の概要 |
本研究の成果は、2018年度に「元被疑者・被告人のサービス利用開始後における障害福祉サービス事業所による支援内容の検討」(『司法福祉学研究』第18号,村社卓との共著)、2020年度に「障害のある被疑者・被告人の受入に対する障害福祉サービス事業所職員の不安と不安軽減要因」(『社会福祉学』第61巻第1号,村社卓との共著)として発表した。また本研究の全体の成果は、岡山県立大学大学院保健福祉学研究科博士学位論文「障害福祉サービス事業所における障害のある被疑者・被告人の受入に関する研究」(博甲132号)にまとめた。コロナ禍の影響もあり計画通りの実施は難しかったが、本研究の目的は概ね達成できたと考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は、司法と福祉の連携の元で、入口支援を通じて事業所の利用に至った触法知的障害者対して取り組まれる、1)国内の司法と福祉の連携の元で取り組むソーシャルワーカーの支援特性および2)障害福祉サービス事業所の受け入れ時の不安とその解消のプロセス、3)各機関による事業所に対するフォローアップの構造とプロセスを定性的に明らかにし、両者の連携体制を検討するものであった。 本研究で明らかにした、福祉、特に障害者福祉の側から見た司法と福祉の連携の構造とプロセスは、これからの司法と福祉の連携の実践および研究に対する新たな視点を提供することができたる。
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