研究課題/領域番号 |
18K02150
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
|
研究機関 | 帝京平成大学 |
研究代表者 |
水野 高昌 帝京平成大学, 健康医療スポーツ学部, 准教授 (60458552)
|
研究分担者 |
上原 栄一郎 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (00645327)
栄 セツコ 桃山学院大学, 社会学部, 教授 (40319596)
榊 恵子 神奈川県立保健福祉大学, 保健福祉学部, 教授 (90235135)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
|
キーワード | 障害者福祉 / 地域保健 / 地域福祉 / 作業療法学 / 精神障害 / グループホーム / 感情知性 / 研修プログラム / 職員 |
研究成果の概要 |
精神障害者向けのグループホームに従事する10名を調査対象とした訪問によるインタビュー調査を実施した。結果をまとめ千葉県作業療法第11巻1号に投稿・受理され掲載された。また、精神障害者向けグループホーム職員への研修企画担当者に対するインタビュー調査を実施し、研修プログラムの開発の必要性と研修プログラムの内容に関する提案を得た。これらの結果をまとめ帝京平成大学紀要第33巻に投稿・受理され掲載された。以上の研究成果を踏まえての専門家会合を開催し、プログラム試案の採否および内容の検討に関して、追加すべきプログラムなどの提案を受けて、研修プログラム案の作成にかかわる基礎資料のデータ入手へとつながった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な意義や社会的な意義は以下のとおりである. 1.精神障害者の地域移行と定着支援の場として重要となるGHの職員について,国内で初めて,感情知性の視点から明らかにするものである.2.GH職員の資質向上と職場定着に資する,具体的で有用性の高い研修プログラムを提示するものである.3.精神障害の地域生活基盤拡充への安定したサービス供給体制の維持につながり,精神科医療の医療費削減と効率的な予算再配分への一助となり,日本国民全体の精神保健の向上に寄与するものである.4.援助者の感情知性を活用したサポートの方向性を示し,援助者による痛ましい事件を防止するものである,その重要性を社会に広く提起する.
|