研究課題/領域番号 |
18K02159
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 福岡県立大学 |
研究代表者 |
原田 直樹 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (80598376)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 準不登校 / 不登校 / 未然防止 / 不登校傾向 / 長期欠席 / 不登校支援 / 不登校未然防止 |
研究成果の概要 |
本研究は、準不登校児童生徒への効果的な支援方法について明らかにするものであり、準不登校状態から不登校状態への進行を防止できる支援方法を確立することで、不登校の未然防止に資することを目指す研究である。 インタビュー調査によって支援方法30項目を抽出し、全国の小・中学校を対象とした調査でその実施の度合いと効果を明らかにした。不登校状態への進行防止に効果が高かった支援として、「対象児童生徒が活躍できる機会づくり」、「対象児童生徒が登校できた時の意図的な声掛け」、「不登校や不登校兆候児童生徒を支援する教員が、支援のことで相談できる体制、声掛け、励まし」が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な特色の一つは、準不登校児童生徒に着目し、学校における支援のあり方に関する全国調査を実施することで、全国の小・中学校における準不登校児童生徒支援の実態と効果を明らかにするところに意義がある。 これよって準不登校状態から不登校状態への進行を防止できる支援方法の確立に役立てることができ、不登校の未然防止というわが国の重要教育課題の解決に資することに社会的意義あると考える。
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