研究課題/領域番号 |
18K02161
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 東北文化学園大学 |
研究代表者 |
森谷 就慶 東北文化学園大学, 医療福祉学部, 教授 (80382696)
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研究分担者 |
大竹 伸治 東北文化学園大学, 医療福祉学部, 准教授 (40382577)
齊藤 隆之 福島学院大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (20550552)
尾形 倫明 東北医科薬科大学, 医学部, 助教 (60633675)
たら澤 邦男 東北大学, 医学系研究科, 講師 (30632806)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 精神障害者 / 精神障害 / 就労支援 / 就労支援プログラム / ゴールドスタンダード / 障害者雇用促進法 / ストラクチャー・プロセス・アウトカム / 前向き介入研究 |
研究成果の概要 |
本研究は,精神障害者の就労支援におけるサービスを,ストラクチャー,プロセス,アウトカムの3側面から把握し,精神障害者の就労支援におけるサービスの標準化『ゴールドスタンダード』を検討することを目的とした。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する緊急事態宣言にともない,十分な追跡期間と追跡者数を確保することが困難であった。精神障害者の就労支援では,福祉サービスと契約を行う新規利用者が減少しており,支援を行う就労支援事業所の時間的・経済的な困難が大きいことや,一般就労を開始する者の減少についても,就労先である事業者に同様の課題があることが推測された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神障害者の就労支援におけるサービスを,ストラクチャー(施設基準・組織体制,関連職種の人員配置,診療報酬,障害福祉サービス等の報酬など),プロセス(ケアプランの実施状況,ケア会議の実施状況,リスクアセスメントの実施頻度など),アウトカム(就労;一般就労,保護的就労,復職など)の3側面から把握することは,精神障害者の就労支援にサービスの科学的かつ合理的な標準化に繋がる。精神保健福祉分野の『ゴールドスタンダード』を確立していくことは,今後の精神障害者の就労支援を大きく進ませる可能性がある。
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