研究課題/領域番号 |
18K02170
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
加藤 尚子 明治大学, 文学部, 専任教授 (00307977)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | トラウマインフォームドケア / Let’s Connect / ペアレンティング / 社会的養護 / 児童虐待 / トラウマ / 児童養護施設 / 里親 / レッツ・コネクト / レッツ・コネクトプログラム / ペアレンティングプログラム / レッツコネクトプログラム / アタッチメント / 施設風土 / 組織風土 / 養育集団 / チームワーク / 子どもの養育 / 養育者チーム |
研究実績の概要 |
本研究の目的は,児童養護施設や乳児院などの子どもを養育する社会的養護施設において 子ども虐待や不適切養育などによりアタッチメントとトラウマの課題 を抱える子どもを共同 養育していくために必要な,職員集団および組織のあり方と養育を行う職員集団のチームワ ークを形成するための介入方法について検討 することである。トラウマインフォームドケアの観点から,傷つきを抱えた子どもたちを養育するために必要な職員集団の形成方法および組織への介入方法につ いて,子どもの適切な養育とともに職員同士を支えあう共同養育チームの形成を目指した組織風土の変革と包括的コンサルテーション介入を再構成することを目 的に以下の通り研究を行った。 1)Let’s Connectプログラムの修得として,アメリカコロラド大学ボルダー校の行動科学研究所が実施しているトラウマインフォームドケアであるLet’s Connectモデルのマニュアルの日本語への翻訳と改訂を行った。2)研究協力施設と実施に向けての介入準備として,介入実戦に向けての計画を検討した。3)グループ版)Let’s Connectプログラムのマニュアルを入手した。4)Let’s Connectプログラムの開発者と日本における実施について検討した。5)既存のトラウマインフォームドケアの観点に基づくペアレンティングプログラムである,PCITおよびCAREの実施資格を習得し,Let’s Connectプログラムとの比較検討を行った。6)施設における職員の子どもへの不適切な関わりが発生する要因,防止方策,ならびに支援方法について明らかにすることを目的として,児童養護施設の管理者5名にインタビューを実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウィルスの影響により,研究協力施設での介入実践の実施予定が遅れているため。
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今後の研究の推進方策 |
日本における実施のためのマニュアル及びコンテンツは整ったため,実際の施設での実践介入を実施する予定である。
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