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障害年金における精神障害者の日常生活・就労・社会的支援の三者関係

研究課題

研究課題/領域番号 18K02173
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分08020:社会福祉学関連
研究機関日本福祉大学

研究代表者

青木 聖久  日本福祉大学, 福祉経営学部, 教授 (10388788)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード障害年金 / 医療費助成 / 精神科医師 / 精神障害者 / 日常生活 / きょうだい / SCAT / 精神保健福祉士 / 家族会 / 診断書 / 社会的支援 / 人的社会資源 / 日常生活評価 / 生きづらさ / 就労
研究実績の概要

障害年金の診断書を作成する精神科医師へのインタビュー調査については、3人目の研究協力者にインタビューを実施することができた。
また、精神障害者の日常生活に多大な影響を及ぼす、各市町村の医療費助成(精神障害者保健福祉手帳所持者を対象にした)の実態を明らかにするための調査については、インターネットで公表されている要綱等の内容について、47都道府県すべてに電話で確認をした。具体的には、精神障害者保健福祉手帳に加えて、身体障害者手帳、療育手帳による福祉医療の対象等級範囲についても調べている。また、支給方法として、現物給付、自動還付、償還払い、のどれに該当するか等についても聞いている。これらの結果をふまえ、先行研究についても実施している。最終的に、投稿までは至っていないが、論文の草稿までは作成した。
精神障害がある人のきょうだいに着目し、その社会資源の有効活用に着眼した、きょうだいが精神保健福祉士になりゆく昇華と葛藤については、3名の研究協力者に個別のインタビューを実施した。加えて、3名全員を対象にしたグループインタビューも実施している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナ禍の制限が依然として続いていることから、精神科医師へのインタビューは実施が遅れている。また、きょうだいへの調査については、二次調査の必要性等から、結果的に進行が遅れており、論文化に至っていない。

今後の研究の推進方策

令和6年度は、再々延長の最終年となる。そのことから、精神科医師へのインタビューについては、分析や先行研究をし、論文作成をする。
また、きょうだいに対する調査については、学会発表及び論文作成をする。

報告書

(6件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2022 2021 2020 2019 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (8件)

  • [雑誌論文] 「精神の障害」の障害年金受給における日常生活評価と生きづらさの発信2020

    • 著者名/発表者名
      青木聖久
    • 雑誌名

      精神保健福祉学

      巻: 第7巻第1号 ページ: 25-39

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「もうひとりの当事者」が見つめる精神障害者の日常生活 ―8名の家族からのインタビュー調査を通して―2020

    • 著者名/発表者名
      青木聖久
    • 雑誌名

      日本福祉大学社会福祉論集

      巻: 第142号 ページ: 131-144

    • NAID

      120006819973

    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [学会発表] ジレンマを抱きながらも役割期待に向き合う障害年金の診断書作成医 ―精神科医師に対するSCATを用いた分析―2022

    • 著者名/発表者名
      青木聖久
    • 学会等名
      第10回 日本精神保健福祉学会 学術研究集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 医療費助成の実際および精神保健福祉士の使命 ―中部甲信・近畿12府県の実態調査を通して―2022

    • 著者名/発表者名
      青木聖久
    • 学会等名
      第21回 日本精神保健福祉士学会 学術集会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] グローバルなキャリアから精神保健福祉士への勇躍2021

    • 著者名/発表者名
      青木聖久
    • 学会等名
      第9回 日本精神保健福祉学会 学術研究集会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] 兵庫県と長野県の精神保健福祉士に援助や視点の違いはあるのか ―障害年金における都道府県の認定の格差を受けて―2021

    • 著者名/発表者名
      荒川豊、青木聖久、河野康政、二宮美和
    • 学会等名
      第20回 日本精神保健福祉士学会 学術集会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
  • [学会発表] きょうだいとしての側面と精神保健福祉士への昇華 ―SCATを用いた分析による語りの海底の追究―2021

    • 著者名/発表者名
      青木聖久
    • 学会等名
      第19回 やどかり研究所報告・交流集会
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書
  • [学会発表] 障害年金受給における精神保健福祉士の使命と可能性 ~長野県・兵庫県での研修アンケートの結果から~2019

    • 著者名/発表者名
      河野康政,青木聖久,荒川豊,二宮美和,沖田修司
    • 学会等名
      第18回 日本精神保健福祉士学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 「精神の障害」の障害年金における日常生活評価と生きづらさの発信2018

    • 著者名/発表者名
      青木聖久
    • 学会等名
      日本精神保健福祉学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 家族からのエピソードによる精神障害者の日常生活評価 ―障害年金に関する通知とインタビュー調査から―2018

    • 著者名/発表者名
      青木聖久
    • 学会等名
      日本社会福祉学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2024-12-25  

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