研究課題/領域番号 |
18K02180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08020:社会福祉学関連
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研究機関 | 相愛大学 |
研究代表者 |
松島 京 相愛大学, 人間発達学部, 教授 (20425028)
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研究分担者 |
松浦 崇 静岡県立大学短期大学部, 短期大学部, 准教授 (20512643)
吉田 晃高 姫路大学, 教育学部, 准教授 (70329423)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 社会的養護 / 外国につながりのある子ども / 乳児院 / 母子生活支援施設 / 社会的養育 / 母子保健 / 施設保育士 / 保育士養成 / 外国人の子ども |
研究成果の概要 |
本研究では、乳児院及び母子生活支援施設に入所する「外国につながりのある子ども」および保護者に対する支援の課題をヒアリング調査から把握し、これからの日本社会における社会的養育のあり方と施設保育士の役割について検討を行った。その結果、1)日本で生活する外国人にとって、言葉の問題に加え、制度や手続きの複雑さが生活上の困難に繋がっており、制度の狭間におかれがちな子ども・保護者へのより長期的・包括的支援が求められること、2)外国人母子の増加も予測されるため、児童福祉施設で働く保育士は、今後さらにこれらの課題を理解して支援する役割が求められること、が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の乳児院及び母子生活支援施設に入所する「外国につながりのある子ども」と保護者を支援する際の課題を通じて、改めて社会的養育における子どもと保護者の支援のあり方を検討する視点が浮かび上がる。乳児院や母子生活支援施設という、いっそう家庭支援を必要とする場において、当該の子どもと保護者が抱える課題をとらえることは、日本社会における家庭養育、施設養護に必要とされるものや、そこで主として働く施設保育士の役割や専門性について検討することへもつながると考える。
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