研究課題/領域番号 |
18K02190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 盛岡大学 |
研究代表者 |
秦 希久子 盛岡大学, 栄養科学部, 准教授 (60781713)
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研究分担者 |
佐藤 ななえ 盛岡大学, 栄養学部, 教授 (80594796)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 障害児・者施設 / 給食経営管理 / 食育教材 / 教材開発 / 障がい児・者施設 / 給食ガイドライン / 栄養・食生活支援 |
研究成果の概要 |
障害児・者施設の給食経営ガイドラインの作成および栄養・食生活支援のための教材開発とその効果検証を目的として研究を進めた。障害児・者施設の給食の課題として支援のための情報が限られているため、他施設との情報共有を望む声が多く、定期的に意見交換の場が設けられるような環境づくりが必要であることなど、ガイドライン作成に向けた基礎資料を得ることができた。 教材開発では、視覚障害児向けの音声による食育教材(料理説明のセリフと調理音で構成された音声データ)を作成した。栄養教諭が食育の授業に導入し、教材の導入効果を検証したところ、生徒の興味を惹く教材であることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
障害児・者施設の入所・通所者にとって、食事は楽しみの1つであり、食育の場であると考えられる。彼らの健康やQOLを維持するためにも障害児・者施設での給食の充実や栄養・食生活の支援が重要である。わが国は、障害者に向けて発表された健康づくりのための施策やガイドラインは少なく、科学的根拠に基づいた障害児への食育の取り組みの情報も少ない。障害者施設に向けた給食経営のガイドラインの作成や食育教材を提供することは、健康づくりのための食環境整備の一助となることが期待される。
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