研究課題/領域番号 |
18K02232
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 神戸女子大学 |
研究代表者 |
梶木 典子 神戸女子大学, 家政学部, 教授 (00368490)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 移動型遊び場 / プレーカー / 冒険遊び場 / プレイワーカー / 都市公園 / 子ども / 外遊び / モバイルプレイ / 遊び / ドイツプレイバス協会 |
研究成果の概要 |
本研究では「子どもの外遊び」と「公園の利活用」を推進するために、プレイワーカーがプレーカーを運行する「移動型遊び場」に着目する。移動型遊び場は、今後の日本の縮退社会おける近隣住区において、現実的に可能な最大限有効な外遊びを推進する方法としてだけではなく、地域住民の参画を促し、世代間交流、コミュニティづくりも目的としており、子どもだけではなく大人・高齢者が身近な地域のなかに居場所をつくることにも寄与できると考えられる。日本における移動型遊び場の先導的事例を対象に活動実態調査を行い、その有効性と課題について明らかにする。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本における移動型遊び場に関する学術的研究は行われておらず、その先導的事例を対象に活動実態調査を行い、その有効性と課題について明らかにすることは全国初となるものであった。また、1970年代から移動型遊び場を展開してきたドイツにおいて調査を行い、外遊び推進の有効性や運用方法・行政の関与のあり方などを明らかにしてきた。特に、ドイツにおける専門家の研修制度や雇用制度、プレーカー活動の多様性、国の政策への関わりなど、移動型遊び場が緒に就いたところである日本には参考にできることも多い。
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