研究課題/領域番号 |
18K02250
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 静岡県立大学短期大学部 |
研究代表者 |
仲井 雪絵 静岡県立大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (70284073)
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研究分担者 |
野口 有紀 静岡県立大学短期大学部, 短期大学部, 教授 (30612618)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 齲蝕 / ショ糖 / 摂取パターン / FFQ / NCDs / 分娩様式 / 出生時体重 / 乳歯齲蝕 / MS菌 / 酸産生能 / 後期高齢者 / オーラルフレイル / 口腔機能 / 全身疾患 / ローレル指数 / 発育指数 / 齲蝕リスク / ミュータンスレンサ球菌 / コモンリスクファクター |
研究成果の概要 |
高齢成人を対象にした調査より,歯の喪失を防止し口腔機能の衰えを重症化させないことが全身の生活習慣病予防に貢献できる可能性が示唆された。歯の喪失に大きく寄与する齲蝕の一大要因はショ糖摂取である。そしてまた肥満,メタボ,糖尿病,心臓病等の全身的な病態においても主要なリスク因子である。先行研究にて日米間の有用性を実証した評価ツールを日本人小児に対して応用し,その信頼性と妥当性を検証した。そして同ツールから算出されるスコアによって,食因子における齲蝕誘発リスクを数量化することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食の面から疾病リスクを簡便な方法で数値化することにより,専門性の異なる多職種間で共通の「ものさし」として活用できれば,コモンリスクファクターアプローチが容易になると考える。今後は,食を共通リスクとする他疾患において同ツールがリスク測定に有用であるかどうか,さらなる検証を進める必要性がある。歯科医療専門職以外にとって食の面からの齲蝕リスクを理解することが容易となり,医科歯科を含む多職種連携の場において貢献しうるものと考える。
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