研究課題/領域番号 |
18K02280
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
熊谷 愼之輔 岡山大学, 教育学域, 教授 (30325047)
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研究分担者 |
志々田 まなみ 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (30435044)
天野 かおり 下関市立大学, 経済学部, 准教授 (20551625)
佐々木 保孝 天理大学, 人間学部, 教授 (30403596)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 地域学校協働 / 社会に開かれた教育課程 / 地域とともにある学校づくり / 学校を核とした地域づくり / コミュニティ・スクール / 学校運営協議会 / 地域学校協働本部 / 地域とともにある学校 / 学校と核とした地域づくり / 学校を核にした地域づくり |
研究成果の概要 |
本研究では、コミュニティ・スクールと地域学校協働本部の連携が、「地域とともにある学校づくり」と「学校を核とした地域づくり」の好循環を生み出すのに有効であることを実証的に明らかにしたうえで、両者が連携した地域学校協働システムを推進していくためのマネジメントのあり方を提案した。考察を通して、本研究の仮説も検証されたといえる。 さらに、岡山県内の実践事例をふまえて、「理念の重要性」、「『社会に開かれた教育課程』の捉え方」、「ビジョンの共有」、「地域学校協働システムの整備」、「学校運営協議会での協議による教育課程の改善」の視点から考察し、今後の方向性と課題についても明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の最終的な成果として、2023年3月に刊行された『岡山発!地域学校協働の実践と協創的教員養成』では、「社会に開かれた教育課程」の実現に資する地域学校協働の実践、とりわけ岡山県の教育委員会や小中高・特別支援学校における先駆的な実践事例をとりあげて分析し、全国的に発信していくという社会的意義に加えて、「教育課程(カリキュラム・マネジメント)」・「地域学校協働(コミュニティ・スクール等)」・「教員養成」を横串に通して、「社会に開かれた教育課程」の実現を総合的に考察していることに学術的な面でも意義もあると捉えられる。
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