研究課題/領域番号 |
18K02290
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09010:教育学関連
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
浦野 東洋一 帝京大学, 教育学部, 教授 (70002467)
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研究分担者 |
佐藤 高樹 帝京大学, 教育学部, 准教授 (20549711)
小入羽 秀敬 帝京大学, 教育学部, 准教授 (70609750)
五十嵐 卓司 帝京大学, 教育学部, 講師 (80783513)
谷村 英洋 帝京大学, 教育学部, 講師 (50614632)
葛西 耕介 愛知県立大学, 教育福祉学部, 准教授 (00769010)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 教育学部カリキュラム / 内部質保証 / 教職課程 / 教育学教育 / 標準化(スタンダード化) / 教育の自律性 / 教育学部教育 / 協働的FD |
研究成果の概要 |
本研究のねらいは、教育学部教育の内部質保証のあり方について、専門教育カリキュラムの〈標準性〉と〈自律性〉という二つの視座から考察することにある。全国の私立大学教育学部への質問紙調査、また、教職課程担当者へのインタビュー、有識者座談会等のヒアリングを通して、教職課程コアカリキュラムへの受けとめや、教職課程再課程認定への対応をめぐる実態把握を試みた。 各調査によって、教育学部の規模や教員の経歴(学内でのキャリア、現職経験など)と、コアカリ・再課程認定への対応、カリキュラムや学生教育に関わる問題意識との相関を調査し、学部教育の方向性などをめぐって一定の傾向性(対立構図)が見えることなどを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が採択されるのと時期を同じくし、日本学術会議で教育学分野における「大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準」作成への議論が再始動した。完成した教育学教育の「参照基準」では、教職課程コアカリキュラムの「理論的土台」として教育学教育を位置づけるべきと明確に述べ、「教員養成教育が教育学教育としてどう認識され、実践されているか」という、両者の接続をめぐる検証の姿勢を大学に求めている。本研究ではこの間増設傾向にある私立大学教育学部を対象に、参照基準が掲げる問題意識に沿う調査により、教職課程担当者の意識把握、コアカリ・再課程認定への組織的対応の実状把握を行い、基本的なデータを収集した。
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